PTA総会とはそもそも何?総会を開く理由

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PTA総会とは

 

新年度が始まって間もない4月~5月にかけて、お子さんが通学しているご家庭に届くのがPTA総会開催のお知らせです。長男・長女が初めて小学校に上がったご家庭だと、急にそんな知らせが届いても、「PTA総会とはいったい何?」といまいちピンとこない場合も多いかと思います。

 

お子さんが学校に通うようにならない限り参加する機会はまずないですし、その実態について情報が世に出回るということもほとんどありません。メディアで取り上げられることもありませんし、世間一般の関心としても、それほど高いものではないでしょう。

 

しかしそんなPTA総会でも、いざ自分が参加するとなると、色々な疑問に直面します。どんなことをやっているのか、どんな問題があるのか、当日どんな服を着ていけばよいのか、などなど・・・

 

以下ではそんなPTA総会に対する疑問に答えていきたいと思います。

 

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PTA総会とはいったい何なの?

そもそもPTAとはParent Teacher Associationの頭文字を取ったものです。日本語訳をすると「父母と先生の会」になりますね。保護者と学校とが協力し、教育効果を上げることを目的に作られる組織です。

 

勘違いされることも多いですが、PTAは学校に付属する制度上の組織でもなんでもなく、結成や加入を義務付ける法的な根拠はありません。しかしどの学校においても、子供が入学した親御さんは原則自然に加入することになっていますね。

 

2015年4月に朝日新聞が行った調査では、「PTAに改善してほしいところは?」という問い対しては「是認加入が当たり前のこと」と答えた人が43.2%となっています。加入の仕方に対して疑問の声も大きいのですが、子供が学校に入学すればそのまま親御さんはPTAに加入することになり、PTA総会に参加するように催促されることになります。

http://www.asahi.com/opinion/forum/003/

 

PTA総会は、大きく分けて定期総会臨時総会の二種類があります。臨時総会はその都度特別な問題、議題とすべき事案が発生した時に開催されるもので、特にそうしたことが起こらなければ、定期総会のみ開催されるというのが通常です。

 

ではPTA総会で一体どんなことが話し合われるのかというと、学校によって大小の違いはありますが、一般的には以下の5つの事項です。

 

①昨年度のPTAの事業報告・決算報告・会計監査報告

②新年度のPTAの活動案・予算案の報告

③必要に応じてPTAの規約・規定の改定の審議

④本部役員の改選

⑤新旧役員・校長の挨拶、新任教職員の紹介

 

PTA会員からは会費が徴収されますが、PTAの執行部役員は、その集めた会費をどのように使ったのか、今後どのように使うのかの説明責任を果たさないといけません。また定期的に役員を決め直す必要がありますし、新任の先生や新しいクラス担任を保護者であるPTA会員に知ってもらう場を作る必要もあるでしょう。

 

そうしたことを一同に執り行うのがPTA総会になるわけです。

 

学生時代に生徒会の活動をしていた方も多いと思いますが、それに近いものがあるかもしれません。あるいは会社の株主総会にも似た雰囲気があるとも言えますね。

 

PTA役員に誰がなるかと言う問題

 

特に問題が無ければ滞りなく会は進みますが、PTA総会に至るまでドラマがあるのが④の本部役員の改選です。一言で言えば、「誰がPTAの役員をやるのか」が問題になるのです。

 

保護者は特に断らない限り全員PTA正会員になるわけですから、いわば保護者全員にPTAの会長及び執行部役員になる資格があります。PTAには学年役員、地区役員といった様々な役職がありますが、会長や執行部役員クラスともなると、とにかく忙しいです。定例会、学校行事への参加が強制されるのはもちろん、先生の慰労会、防犯パトロールなどにも参加しないといけなくなります。会長ともなると、運動会や学園祭など大きな行事があるたびに、大勢の人の前で挨拶もしないといけません。

役員になる

誰しも執行部役員はやりたくないと思うのですが、しかし誰かがやらないといけません。だいたい役員改選の3~4か月くらい前から、事務局次長、事務局長、副会長、会長といった役職に誰が付くのか、会員の間で擦り合わせが行われているようです。小学校だと副会長、会長は高学年の児童の保護者から選ばれることも多いみたいですね。学校ごと、PTAごとに誰が役員になるかについての「慣例」もあるでしょうから、ママ友、パパ友からそうした情報を仕入れることも大事かもしれません。

 

ただ「この人に役員をお願いするのはちょっと気が引けるな・・・」と思ってもらえる場合もあります。
一般的に、妊娠中の人、シングルマザーで頑張っている人、自宅で親の介護をしている、常時ケアが必要な障害を持つ家族いる、といった場合です。こうした、いわば「正当な」理由がある場合は、大勢の会員から推薦された場合であるにせよ、辞退を申し出ても納得してもらえます。
どうしても役員を引き受けたくない場合、説得力のある然るべき理由を盾にして丁重にお断りするというのも、一つの方法ではあるでしょう。

 

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出席したくない場合はどうすれば?

PTA総会とは、役員の選出といった誰もが当事者になり得ることを決める場でもあり、出来るだけ参加することが望まれるところです。ただ生活スタイルが多様化し、夫婦共働きの方、シングルファーザー、シングルマザーで日々忙しくしている人が多いのも事実。最近ではそんな風潮に対応すべく、欠席する場合は委任状を提出してもらう、というケースが増えています。

 

なぜ委任状が必要かというと、PTAという組織の本質に関わることがその理由です。PTAは会員による任意の団体であるというのが基本ですから、重要な事項を決めるに当たっては、多数決をもって民主的に採決を行う必要があります。

 

しかしPTA総会への参加者があまりにも少ないと、ごく少数の参加者のみによって重要事項が決められることになり、それはやはり好ましくはないわけです。そのためPTAの会則においては、総会を開催するのに必要な参加者数を「出席者数+委任状」によって計算することが多いのです。いわば「総会開催に必要な人数を確保したいので、休む場合は委任状を出して」というわけです。

 

もし一人でも出席すれば総会は成立する、ということが会則に明記されていれば、委任状を出さずに休むこともできます。その辺は学校ごと、PTAごとに異なるので、自分の子供の学校のPTA会則はどうなのか、確認しておくと良いでしょう。

 

PTA側としても出来るだけ出席率を高めるために、保護者会や授業参観が行われる日にPTA総会を開く、といった工夫を行うことも多いです。午前中に授業参観を行い午後からPTA総会を開く、あるいは午前中にPTA総会を開き午後から保護者会を行う、などです。そうなると,PTA総会だけ休むというのは何となく難しい雰囲気にはなってきます。

 

出席する際の服装はどんなものが望ましい?

PTA役員、各種委員会のメンバーなど、何らかの役職に就いている場合、会員の前で挨拶をしないといけない場合は、やはりフォーマルな服装(スーツ、ジャケット)が望まれます。ジーンズなどはNGですね。参加する校長先生や先生方もある程度フォーマルな服装をされていると思うので、少なくとも役員はそれに合わせる必要があるでしょう。それ以外の平会員については、カジュアルな服装でも問題ない場合がほとんどです。「PTA総会に出席して頂いて有難うございます」というのが基本姿勢になりますので、ドレスコードがうるさく言われることは少ないと言えます。

 

ただし以上のことは、あくまで一般論です。学校によっては「PTAの集まりはフォーマルな格好をするのが当たり前」という文化が代々息づいている場合もあります。また逆に、PTA役員でも比較的カジュアルな格好で参加することを許容している学校もあるようです。もし何を着ていけばよいのか心配なら、学年が上のお子さんを持つ近所のママ友達に聞く、同じ年頃の子供を持つ親戚に相談する、あるいはPTAの懇親会等に参加して尋ねる、といった対策を取るのが無難ですね。

 

PTA総会に出席すると、何か良いことがあるの?

初めて子供が幼稚園や小学校に入学した場合、総会に出席することで「PTAってどんな活動をしているのか」ということを、大まかながらも理解することができます。PTAの年度ごとの活動報告、あるいは今年度の活動予定を聞くこともできるので、年間の大まかな行事予定を把握することもできるでしょう。先にも述べましたが、PTAに関する情報というのは公開されないことがほとんどで、特に学校ごとの特徴やしきたりといったことは、その学校のPTA総会に参加しないと分からないことが多いです。いわばPTA総会は、どんなPTA活動をしているのかの情報収集の場になる訳です。

 

またこれはPTA総会の本来の機能でもありますが、会計報告や活動内容に関して質問を投げかけることもできます。誰にでも発言権が与えられていますから、納得できないこと、疑問に思ったことがあれば、発言し意見を聞いてもらえます。もっとも、PTA総会によっては形式的な議事進行が行われることも多く、あまりしつこく挙手、発言を繰り返すと嫌がられることがあるかもしれません。でもそれはPTA会員の当然の権利ですから、意見があるなら堂々と発言すべきです。

 

あとは同じクラス、学年の他の保護者の方と会う機会になる、ということもあるでしょう。よほど親しいママ友、パパ友ならばともかく、そうでない方とはお会いする機会はなかなかないものです。小学校のPTA総会なら、子供が同じ幼稚園・保育所に通っていた保護者の方と再会する、ということもあります。またPTA総会が開かれた日の夜に、会員参加の懇親会が開かれることも多いです。保護者同士の交流を深める場にもなるでしょう。

 

【総括】PTA総会は、PTAの行事、とくにその最高議決機関である

 

「PTA総会とは、いったい何をする場なの?」という疑問は、お子さんをお持ちの親御さんなら誰しも一度は持つものです。

 

でもそういう疑問を持つ人ほど、PTA総会に参加する意義は大きいと言えます。特に子供が学校に上がったばかりという方の場合、総会に参加してPTA活動の内容について理解を深め、その学校のPTAの雰囲気を知っておくことは大事です。子供が学校に通っている限り、保護者はPTA活動と無縁ではいられませんからね。

 

そもそもPTAは子供の成長を支え、学校生活をサポートするための組織です。PTA活動が盛んな学校は地域社会の中での評判が良いですし、何より学校内の風紀が締まっています。

 

子供がより良い環境で学校生活を送るためにも、PTAの行事、とくにその最高議決機関であるPTA総会には出来るだけ参加することをおススメします。

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