【小学校低学年】想像力発想力を伸ばし・考え方が豊かになるおすすめ必読本5選!

想像力が豊かになるおすすめ本

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会長

感性の豊かな小学生のうちに読書に親しむと、倫理・道徳心を養い、集中力を養い、人として生きるべき方向性を形成することができます。

そして何よりも、想像力、発想力を鍛えられます。人生の壁にぶつかった時、様々な視野で物事を見極められる力を身に付けておけば、それを乗り越えるのもずっと容易になります。本は子供たちにその力を与えるものです。

保護者の方は、ぜひお子さんに読んでみるよう勧めてほしいと思います。

想像力発想力を伸ばし・考え方が豊かになるおすすめ必読本5選

 

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①村上しいこ作、長谷川義史絵『テレビのずるやすみ』PHP研究所

発想の転換を迫る場面が想像力をかきたてる

軽快な関西弁のセリフが印象的で、気構えなく物語に入っていけます。主人公が家でテレビを見ていたら、いつもは戦い合っている「エエモモンジャーZ」と「ワルキング」が、今日に限って仲良く一緒に公園でサンドイッチを食べている……。「正義と悪」が仲良くしている場面を描くという、低学年小学生に対して発想の転換を迫る場面から物語は始まります。

 

さらに「テレビがしゃべりだす」、「テレビと一緒にななちゃんの誕生日に遊びに行く」というストーリー展開も独創的。最近の子供にとっては身近な存在であるテレビ。そのテレビを題材に扱った物語なので、最後まで飽きることなく読み進めることができるでしょう。読み終えると、子供のテレビの見方が変わるかもしれません。

 

②安房直子作 ひがしちから絵『だんまりうさぎとおしゃべりうさぎ』偕成社

性格の違う子とだって仲良くなれる

メインの登場人物はひとりくらしの「だんまりうさぎ」と、とにかくペチャクチャと話を続ける「おしゃべりうさぎ」。だんまりうさぎは、自分が孤独を感じた時に出会ったおしゃべりうさぎのおかげですっかり元気に。だんまりうさぎはそのお礼に、パンプキンパイを作っておしゃべりうさぎを招待する……というストーリー展開。

 

子供は小学校に入学すると、クラスの中で色々な人と付き合うことになります。性格が同じタイプの子もいれば、まったく違うタイプの子もいる。話しやすいという理由でとかく同じような性格の子同士でグループを作りがちになるものですが、この本は、「性格の違う子とだって仲良くなれる」という考え方を子供たちに教えてくれます。読み終えると、性格の垣根を超えて人とコミュニケーションを取るとはどういうことか、子供なりに深く考えるのではないでしょうか。

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③寺村輝夫作 和歌山静子絵『おしゃべりなたまごやき(寺村輝夫の王様シリーズ)』

社会について想像することができる。

寺村さんの「王様シリーズ」の第二作目の作品。わがまま放題でうそを平気でつき、すぐに起こってしまう主人公の「王様」が、どことなくユーモラスで憎めないキャラ。子供は読み進めていると「ひどい王様だ」と思う反面、「自分もそういうところがあるんじゃないだろうか」と自分のことに当てはめて想像するかもしれませんね。にわとりや卵と話をするというストーリー展開も、子供のイマジネーションを掻き立てるでしょう。

また「王様」のようなお金持ちの位の高い身分の人物を扱っていることで、社会の中にある貧富の差、上下関係といったことも、子供なりに考えるきっかけになると思います。

 

④リダフォシェ著 フェードルロジャンコフス絵『かわせみのマルタン』童話館出版

 

 

感謝の気持ちとは何かを知るきっかけに

小鳥の「かわせみ」が主人公という、子供にとっては新鮮に感じる設定。美しい四季の風景、自然の描写を背景に、森の川のほとりに住んでいる番いのかわせみの懸命に生きる姿を描いています。小学校低学年というと恋愛ものはまだ早いでしょうが、かわせみの「マルタン」と「マルチーヌ」がお互いを愛し合い、感謝し合う姿には深く共感すると思います。

 

特に日本の都市部に住む子供たちは、緑に囲まれた生活というものはなかなか望めません。この本を読みながら、美しいかわせみが森の中を、川面を、そして青くて雄大な空を飛び交う姿を想像し、自然を愛する心を育てることができるでしょう。

 

⑤宮沢賢治作 茂田井武絵『セロ弾きのゴーシュ(福音館創作童話シリーズ)』福音館書店

 

 

何かに取り組むこと、練習することの本質を学べる

言わずと知れた日本の児童文学の大家である宮沢賢治の作品。子供の頃に読んだという親御さんも多いのではないでしょうか。金星音楽団で「セロ」を弾く主人公のゴーシュは、うまく弾けないがゆえに楽長からいつも文句を言われています。演奏会に向けて毎晩練習を重ねる中、ねこ、かっこう、たぬきの子、野ネズミの親子が、日替わりでゴーシェに会いに来る……。

 

小学校低学年になると習い事を始める子も多くなります。練習しても上手くいかない、「へたくそ」だと同級生からからかわれる、先生から注意ばかり受ける……といったことを少なからず経験するはずです。主人公のゴーシェも、動物たちが訪問する前は少しもセロを上手く弾けていません。それが様々な動物たちと出会う中で、彼は「セロを弾くコツ」を少しずつ身に付けていきます。子供たちは物語を読み進めると、「しゃべる動物たち」に想像力をかき立てられつつ、自分なりに「何かに取り組むこと、練習することの本質」を学べるでしょう。

 上記5点は必読書

 

こどもの将来を考え是非本を読む癖をつけておきたいのと、想像力や発想が豊かになってほしいですね。
子供が小学校から読書の習慣を覚えると、

  • 読書の効果① 語彙・言語能力の発達
  • 読書の効果② 集中力がつく
  • 読書の効果③ 想像力・感受性が豊かになる
  • 読書の効果④ ストレスの解消ができる
  • 読書の効果⑤ 人の気持ちがわかるようになる

上記のメリットもあります。是非習慣をつけておきたいですね。

参照:https://mamanoko.jp/articles/11731

会長
脳科学者の茂木先生も子供の頃からの読書はおすすめしています。最近では

下記のような本もだされ、読書の方法などわからないのであれば是非お母さんも一読してもらいたい書籍となっています。

 

 

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