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子供会役員ってどんなことをするの?仕事内容をチェック
子供会といえば学校とは離れたところで親と子供が活動することが多いです。子供会主催の遠足があったり地域のお祭りに子供会として参加するというケースもあるでしょう。お祭りなどの行事に子供会が関わる際には、子供会役員の仕事が増えてきます。
子供会役員は任期が1年か2年のところが多いです。よって、イベントが盛りだくさんといった感じでなければそこまで子供会役員は大変ではないと考える人もいます。子供会役員の大変さは住んでいる地域や開催する行事の数や内容によって大きく変わってきます。
地域によって子供会の活動内容が違うものの、たとえばどんな活動があるのか気になっている人もいるでしょう。例を挙げると廃品回収や長期の休みにある1日旅行、餅つき退会、お祭りに出す出店の準備、盆踊り・・・といったものがあると思います。自分の住んでいる地域ではどんなお祭りがあるか、過去の子供会はどんなふうに地域の活動に関わってきたのかといった点を振り返ることで、子供会のこれからを考えることにもつながるでしょう。
また活動に関わるだけでなく、研修会に参加することもあれば子供会新聞を発行する地域もあります。都会になればなるほど子供会の規模は大きくなり、その中でうまく過ごしていくことが求められます。
子供会役員が大変なのは仕事内容だけじゃない!
子供会役員は子供会が関わっている行事に多く参加する必要があるので、活動内容がたくさんあるとその分役員になった人は大変です。しかし、子供会役員が大変なのは、仕事内容の多さだけではありません。人間関係も大変な地域があるようです。
子供会役員は選出するのも一苦労と言われます。そして、無事に役員が決まっても集まって話し合いをしていく中で衝突が起きます。特に大きな問題となってくるのが、集まりに参加するかしないかという点です。とても忙しい人でなかなか都合がつかない場合はやむを得ませんが、何かと理由をつけて来ないという人も中にはいます。来ない人がいるとその人に対して、なんで来ないの?何を考えているの?と疑心暗鬼にもなってしまい、信頼関係とはほど遠い状態になってしまいます。しかも女性同士であればほんの小さなことでも噂話となっていつの間にか広まっているものです。できる人が関わって取り組むという姿勢が一番ですが、そうするといつも参加しない人が出てきたり、それに対して不満を言う人も出てくるので子供会役員においては人間関係もぎくしゃくしがちとなるのです。
もちろん、役員みんなが仲良しで和気あいあいとした雰囲気の子供会もあります。全部が上に紹介したような人間関係というわけではありませんが、もし子供会に参加するようになって役員の話になったらどんな人が周りにいるのかということもちょっと確認しておくと良いかもしれませんね。
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子供会役員でルールを決めると人間関係の解決につながる
子供会役員においては人間関係も大変だ、ギクシャクしがちと感じている人が多いので、そんな時はルールを設けて子供会役員の活動を円滑にしてみましょう。ここではどんなルールを定めると良いのか、例を挙げていきます。
まず1つ目に、できる人がする、できない人の分をカバーして、カバーをしてもらった人は他のところで積極的に参加することです。お互い助け合う気持ちで子供会の活動においても大切なのです。誰かが大変な時にはその人の力になると、自分が大変なときに助けてもらえます。お互い快適に子供会役員を務められるように、できることはやるという姿勢で挑みましょう。
2つ目は、基本的に子供会の活動には参加することです。特別な用事がない限りはしっかり参加しましょう。参加していないというだけで目立ってしまいますし、後からその理由を問い詰められることもあります。
3つ目のルールとしては話し合いで衝突が起きたときに、その後陰口などに進展しないようにみんなが気をつけるようにしましょう。特に子供会役員に任命された人は、常に話し合いの場の雰囲気をチェックしておきましょう。衝突が起きそうであれば、間に入ってフォローする人も必要です。
4つ目は常に感謝の気持ちを忘れないことです。誰かが困っている時には手助けをして感謝してもらうこともあれば、人の力を借りてできることもあるので人に対して感謝の気持ちを忘れないことも大切です。これは子どもの頃の基本的な点でもあると思いますが、大人になって子供を持つようになったときにも思い出して取り組んでもらいたいと思います。
人間関係でトラブルを発生させないためには、メールや電話などのレスポンスはできるだけ早く行うようにしましょう。このルールを5つ目としたいと思います。イベントの出席確認や話し合いに参加できるかどうかなど、子供会役員同士で連絡を取り合うことも多々出てきます。そんなときになかなかレスポンスが来ないと役員をしている人たちが困ってしまうこともあります。子供会役員から連絡が来た時点でわかっていることからすぐに返信しましょう。
子供会役員の人間関係は子供たちにも影響を及ぼすので大変
子供会役員において大人同士の人間関係のギクシャクは子供会の運営にも影響を及ぼすと説明してきましたが、実は子供会の主役である子供たちにも大人の人間関係のトラブルが影響してきます。子供会役員は学校というよりは地域のつながりの方が強くなっているので、子供会役員の中でトラブルが発生すると子供にもすぐ伝わりますし、子供同士の喧嘩に発展することもあるので大人の行動には気をつけたいものです。我が子が友人関係の中で辛い思いをしているのは悲しいです。そんなことにならないように、子供会役員の人間関係を良好なものにしておきましょう。
人間関係が良好であれば、良い面も子供たちに伝わります。そして役員を通じて仲よくなれる人と出会うこともできます。子供会役員に任命されたら、楽しみながら気の合う人と知り合えたらいいなという気持ちでいるのも大切です。
少人数だと一人ひとりの負担が大きくなることもある
子供会役員は地域によって人数が異なります。都市部であれば大勢の役員を揃えて、一人ひとりの負担を少なくすることも可能です。しかし、地方の子供会になると役員の数がたくさん揃いません。よって、一人ひとりの負担が大きくなると言えます。人数が少ない分一人に与えられる仕事内容が増えるので、それをしっかりこなそうと思ったときに子供会役員って大変な仕事なんだなとマイナス要素として感じてしまうこともあるようです。
少人数制の子供会になっている地域は、子供会役員が何人必要で一人ひとりが受け持つ仕事内容にはどういったものがあるのかを事前に把握しておくべきです。負担が大きくなると子供会役員がプレッシャーに感じて、楽しむというよりはストレスを溜めてしまうことにもなります。
子供会役員を楽しめたもん勝ち!
子供会役員が嫌だ、絶対に回ってきて欲しくないと思っていても順番が来たりくじ引きの結果役員に任命されることもあります。そこで、ずっと嫌だという気持ちを持っているよりは子供会役員を楽しんでみようという気持ちにシフトしてみましょう。それだけで出ごとを面倒に感じなくなり、子供会役員の中で気の合う人と出会えるかもしれません。
子供会役員は活動内容が多ければその分仕事内容が増えるので、大変だと感じることもあります。しかし、大変だから嫌だ、子供会には関わりたくないと断定してしまうのではなく、子供会の良い面も見つけてみようという気持ちで役員の仕事に取り組んでみましょう。そうすればいつの間にか仲間と話したり活動することが楽しくなり、子供会役員になったことが良い思い出となって残ることでしょう。こうしてみると子供会役員は楽しめたもん勝ちと言えるでしょう。
子供会役員は一度任命されたら最低1年続けないといけません。それを億劫に感じるのではなくどんなイベントがあるのだろう、遠足や旅行はどんなところに行くと良いのかななどと自分自身が楽しんでみましょう。親が楽しんでいると子供にもその気持ちは伝わります。ここから親子の関係も深めることができるでしょう。子供会の行事には親子で参加して共有することで、数年後にはやってよかったなと感じるようにになっているでしょう。
【結論】大人同士のもめ事は子供にも伝播する
子供会役員に任命されるのかな、大変な仕事内容だったらきちんとできるかななどと不安に感じることはたくさんあるでしょう。子供会役員で大変なのは、主に子供会の活動内容がたくさんあると大変という点と人間関係のトラブルが起こるかもしれないという2つの点が大きいです。
しかし、これも子供会の中でルールをきちんと決めておくといざこざを起こさずに子供会を運営することができると思います。大人同士が揉めていると、それは子供にも伝わっていきます。子供の学校生活を乱すようなことはしてはいけないので、大人な話し合いにして子供会役員としての仕事をこなせるようにしましょう。 また子供会役員の大変度ランキングも作ってみました。ご参照くださいませ。
子供が小学校に上がるとPTAと同様に煩わしいと感じてしまうことに子供会があります。今では子供会を廃止する地域も増えてきているようですが、まだ活動を行っている場所もあるといいます。その子供会ですが、親が子供会役員に任命されると大変なことが待っているとも言われています。一体何が大変なのか、具体的に探ってみたいと思います。