pta会長はどんな役割でどんな仕事内容なのか保育園・子供会・小学校pta・中学校ptaで違いをまとめてみました。

pta会長の役割仕事内容

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会長

PTAや保護者の会と一口に言っても、保育園、子供会、小学校PTA、中学校PTAでそれぞれ特徴が異なります。子供の成長段階に合わせてどんな仕事を引き受けることになるのか、どんな役員があって、もし役員に選ばれたらどのくらい大変なのか、ある程度把握しておくことが望まれますね。

 

ただ忙しさという事で言えば、どの段階においても大変なのは「PTA会長」です。保護者の代表として学校、地域社会と交渉し、校内の大きな行事では保護者代表として挨拶、式辞を述べないといけません。定期的に役員会に出席し、そのたびに挨拶し、積極的に発言して会を牽引することが求められます。

 

そこで以下では、PTA会長の役割、仕事内容を、保育園、子供会、小学校PTA、中学校PTAごとに分けて紹介してみようと思います

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保育園のPTA会長の役割と仕事内容とは?

用語を統一するために「PTA」としていますが、保育園だと「保護者会」と呼ばれることが多いですね。先年は「保育園落ちた、日本死ね」のブログが話題となり、また現在も保育園に入りたくても入れない保護者の方が、市民運動を起こして抗議を行っています。女性の社会進出を支えること、少子化対策をすること、の政策の根本とも言えるのが保育園整備。それが不足する、整備が遅れているでは、日本の将来は真っ暗ですからね……。

 

ただ何とか保育園に入れたとしても、それで万事めでたし、というわけでもありません。保育園に入ったら入ったで、PTAの活動が待っています。

 

・保育園のPTAの特徴は?

保育園は小学校、中学校などと比べると、最もPTA活動が忙しい組織として知られています。特に役員ともなると、役員会議はもちろん、他の役員との打ち合わせなどで頻繁に保護者同士が集まることになります。

 

役員のタイプとしては、会長、副会長、書記、会計などの基本四役を筆頭に、クラス委員、行事運営の委員、広報委員などが選ばれます。もともと保育園は、共働きの家庭のために作られた施設であるはずなのに、こうした役員で保育園の作業に従事させようというのは、どうも筋が通っていないような気がしないでもないのですけどね……。行事運営の委員は、保育園で行われる運動会やお遊戯会はもちろん、もちつき大会、豆まき、芋堀大会、遠足など、様々な行事の企画、運営に参加する、というものです。

 

・保育園のPTA会長の役割、仕事内容は?

保育園側と保護者側の橋渡し役、というのが一番大きな任務と言えます。普段から頻繁に園長先生を始め多くの先生方と話し合いの場を持ち、園内の様々な行事、イベントを立案、実行していくことになります。具体的には定期的に行われるPTAの役員会議(月1~2回)の参加及び議事進行役、他の役員への連絡・調整、保育園の先生方との打ち合わせ、運動会など行事での挨拶などですね。

 

保護者との調整役としての役割は重要であり、そして最もストレスのたまる事柄でもあります。保育園の保護者は昼間働いているというのが基本。そんな中を押して行事・イベントの準備への参加を役員・保護者に呼び掛け、当日も来てもらって補助してもらうようにお願いしないといけないわけです。参加率が悪くて行事・イベントが上手く行かなければ、全て会長の責任にもなってきます。

 

また保育園の特徴として、保護者と保育園の距離が非常に近いということがあるでしょう。やはり子供が小さいということもありますし、毎日送迎のために保育園にもやってきます。自然と保育園の運営、PTA活動のあり方などにも口出ししてくる保護者は多くなるのです。「この間の行事、あれはとんでもない内容だった」、「イベントでうちの子が不当に扱われた」といった苦情は、頻繁に起きます。会長になると、そうした他の保護者からのクレームを一身受けるという立場にもなります。

 

子供会のPTA会長の役割と仕事内容は?

子供会は小地域で組織され、保護者・育成者のもと、子供(園児~小学6年生または中学3年生くらいまで)の健全育成を目的に形成されている団体です。広義ではボーイスカウトやガールスカウト、スポーツ少年団も入ることがありますが、ピンポイントな団体としては「全国子ども連合会」という全国組織を構成する団体のことを言います。

 

・子供会のPTAの特徴は?

現在30代~40代の保護者の方ならば、ご自分が子供の頃に所属した子供会を覚えている人も多いでしょう。子供会はその地区に住む子供達を集めて、4月の歓迎会に始まり、バーベキュー大会、ラジオ大会、水泳大会、映画界、クリスマス会などの年中行事を行っていきます。学校の場だけでなく、地域の中においても友人を作る機会を子供たちに提供し、特に学年の違う異年齢の子同士が交流を持ちやすい、というのが子供会ならではの特徴です。

 

そうした年中行事が中心の子供会のPTAでは、行事の企画、準備、当日の運営、後片付けが大きな仕事。選ばれる役員としては、基本四役を中心に、庶務係(事務局員)、行事担当の役員数名(行事ごとに選ばれる場合も)等が選ばれます。PTAとは違って学校が関わらない組織で、保護者が中心となって運営される組織です。それだけに保護者同士でも揉め事が起こることも多く「どうしてこの間の行事に顔を出さなかったのか」「役員としての仕事をしっかりしてください!」など、人間関係のトラブルに発展することも少なくありません。他のPTAと違い、保護者同士がごく近所に住んでいることも多く、いったん仲がこじれると、地域社会の中で顔を合わすのも気まずくなりがちです。

 

・子供会のPTA会長の役割、仕事内容は?

子供会のPTA会長は行事のすべてを管轄し、リーダーシップをとって子供会の運営を支えていきます。行事役員が複数名選ばれるのが通例ですが、行事のための打ち合わせや会議の場に何かと理由を付けて休む人が多いのも事実。会長は率先して全ての会に参加し、行事運営の最終責任を持ちます

 

あと子供会のPTA会長ならではのこととして、地域の方々との関係を維持するということが挙げられます。町内会や商店街など地元の様々な団体に、運営資金等を支援してもらったり、子供会の運営を手伝ってもらったりすることも多いのです。地域の寄合や会合、飲み会などに参加する必要性も出てくるでしょう。

 

子供会の行事の際は、子供や保護者を前に挨拶をする必要もあるでしょうが、小中学校のPTA会長のように何百人もの生徒、保護者、地域の有力者を前に話をするということは少ないです。そこは他のPTA会長に比べて気が楽な部分ではあると言えます。

 

ただ揉め事が多いのは事実。特に会長ともなると、行事に出席するように役員・保護者に積極的に促す役割をしないといけません。参加する・しないで人間関係のトラブルの中心にもなり得る立場ですので、ストレスが溜まりやすい立場であるのは間違いないでしょう。

 

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小学校のPTAの会長の役割と仕事内容は?

小学校は何より6学年もあって生徒数が多いので、PTAの規模も大きくなります。PTA会長の責任もそれだけ大きくなり、PTA会長ともなると校区内・地域社会で知らぬ者がいないほどの有名人ともなるでしょう。

 

・小学校のPTAの特徴は?

小学校と中学校のPTAは、基本的に「日本PTA全国協議会」に加盟する存在として位置づけられます。各学校のPTAは「単体PTA」と呼ばれ、単体PTAは市区町村の「PTA協議会」に属します。市区町村のPTA協議会は都道府県別の上位のPTA連合会の構成員となり、都道府県別のPTA連合会の上に、日本PTA全国協議会があるわけです。いわば、全国的な組織の一端として位置づけられることにもなるわけです(一部例外はあります)。

 

そんな組織構造を持つ小学校のPTAですが、保護者が選ばれる役員のタイプとしては基本四役がまずあり、その下に各部門(総務、広報、厚生、学年学級、校外指導など)が設置され、部門ごとに委員・役員が選ばれます。保育園や子供会のように「行事担当」のような部門はありませんが、広報だと広報誌作りに追われることになりますし、校外指導だと休日返上でボランティア活動に参加したり、早朝に横断歩道で旗振りをしたりすることにもなるでしょう。

 

・小学校のPTA会長の役割、仕事内容は?

負担という点では、小学校のPTA会長も大変です。ただ普段の細々とした忙しさもさることながら、大小の行事でPTA会長として挨拶をしないといけないので、そこはまず一つ大きな壁になります。もちろん、普段から人前で話し慣れている職業をしているならともかく、そうでない場合は最初のうちはひどく緊張することになるでしょう。

 

特に入学式、卒業式、運動会、文化祭、PTA総会など大きな会でする挨拶は、それなりの長さのある話を数百人の前でしないといけません。失敗は許されない場面ですから、人によっては足も震えるかと思います。実際にやった人の話を聞くと、何度か上手くやりこなし、成功体験を重ねると人前で話すのも苦ではなくなるそうです。メモを見ながら話すこともできるでしょうから、何も見ないで話そうとして失敗するよりも、パソコンのワープロソフトで話す内容を書いて印刷し、当日見ながら話すと良いでしょう。

 

PTAの定例会議は学校によって異なりますが、おおむね1~2カ月に1回ほど。それ以外にも役員会の会議、学校関係者が混じった理事会の会議、あるいは上位組織の市や県のPTA連合会に出席することも求められます。PTAの各種活動(地域でのボランティア活動やPTA主催のスポーツ大会や講演会など)への参加は必須。場合によっては、PTA連合会で自分たちのPTA活動を発表するという機会もあるので、その場合はしっかり準備する必要もありますね。また自治体・地域の会議への出席、広報誌への原稿の寄稿といった業務もあります。

 

中学校のPTA会長の役割と仕事内容

最後に中学校のPTA会長について見ていきましょう。中学校となると子供たちも精神的に成長します。しかしそれと共に、非行行為・不良集団、校内暴力、不登校、いじめ、高校受験など保育園や小学生には見られない問題を抱えるようにもなってきます。PTAも時としてこうした問題に取り組むこと(例:割れたガラスの掃除、保護者同士での話し合いを取り持つなど)も求められます。

 

・中学校のPTAの特徴とは?

中学校のPTAの組織形態は、基本的には小学校と同様の部分が多いです。ただ3学年しかないので、四役を始めとする役員に選ばれる割合は減りがち。またPTA会長や副会長クラスが忙しいのは間違いないですが、学年・学級担当の委員や厚生・保険関係の委員など、担当する役職によっては忙しくならないことも多いです。中学校になると生徒が運営する生徒会、学級会が校内のことを何でもやるようになるので、保護者の負担がかなり軽減されることが多くなります。そこは子供の成長を頼もしく感じられるところですね。運動会や文化祭も、PTAがサポートする場面は小学校よりも小さく、生徒主導の性格がより強くなります(ただPTAによるバザーの出店などは行われるのが通例)。

 

ただ先に挙げた校内での生徒の問題が深刻化することがあり、そのことがPTAの会議・打ち合わせで取り上げられることもあります。最近では、中学入学と共に小学校との環境の違いの大きさについて行けなくなるという「中1ギャップ」の問題にどう取り組むかが、PTAが取り組むべき課題として注目を集めていますね。

 

・中学校のPTA会長の役割、仕事内容とは?

骨格となる部分は小学校と同じです。ただ中学校は生徒が様々な問題を抱えやすく、そして生徒にもし何かあれば学校側に責任が問われる、ということにもなります。出来るだけ波風が立たないようにという意識が学校側で自然と強くなり、学校側がPTAの活動に口出しをする傾向も強くなるようですね。ネット上ではそんな意見はけっこうよく見られます。PTA会長となれば、学校側の要望を一身に受け止める役になります。

 

また中学校ならではの活動として高校説明会、校区内の小学校との合同でイベントを行うといったことがあります。中学校は複数の小学校の校区から構成されるので、中学校のPTA会長はリーダーシップを取ることが求められます。

 

あとはやはり挨拶ですね。小学校もそうでしたが、中学校のPTA会長も挨拶する力が求められます。中学校は校区が広いので地元の政治家の方などが来賓として来ることも多く、緊張感自体は小学校のPTA会長よりも上かもしれません。行事のたびに話す文面を考えないといけませんし、人によってはこれが一番の負担になるようです。

 

【結論】会長という肩書は一生ついて回る

いかがでしたでしょうか?PTA活動による保護者の負担は「保育園>小学校>中学校」というのが一般的な図式です。ただPTA会長ともなるとどの段階でも忙しく、社会的な責任を担うという点では甲乙つけられません。

 

それでもPTA会長はその地域では一目置かれる存在。一度会長職をやり遂げれば、「元〇〇小学校PTA会長」という形で、一生ついて回る肩書を手にすることにもなります。

 

PTA会長に選ばれると幸せになれるか、というと「?」がつくことも多いですが、いい加減な仕事をしてクレームが来るよりは、そつなくこなした方がずっと良いです。もし選ばれたら「やりたくない」という意識を捨て、腹をくくって取り組むべきでしょう。

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