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pta役員決めの選出方法
まずは基本の挙手制から
PTA役員の会議がスタートすると、まずどんな役があって具体的にどのような活動を行っているのかを現PTA役員より説明されます。この説明を受けながら自分ができそうな役はないか、また以前にやったことのある役からは省いてくれるのかななどと考えるでしょう。
PTA役員でこの役をしてくれる方いますか?という現役員からの声がかかったら、立候補してくれる人がいるかどうかを確認しましょう。この時点で誰かが挙手をして立候補してくれるとすんなり決まる役が出てきます。まずはこの挙手制で決められる役員を決めてしまうと効率が良いです。この挙手制は基本の選出方法になりますが、他にもちょっと変わった面白い決め方もあるので、これから解説していきましょう。
じゃんけんで決める
じゃんけんと聞くと何だか子供のようにも感じますが、どうしても決められずに時間ばかりが過ぎているときにはじゃんけんで決めることもあります。じゃんけんなら公平ですし、もし自分が負けてしまっても文句は言えません。PTA役員を決めるという会議は自分はなりたくないという思いから欠席する人も出てきます。しかし、これでは一向にPTA役員が決まらないので全員出席してもらうよう声がけをして、決まらなかった場合には恨みっこなしのじゃんけんになることがあります。
くじ引きのようにくじをわざわざ用意する手間も省けるので、なかなか決まらない時の選出方法には昔ながらのじゃんけんもあるのです。じゃんけんに弱い人は困りますが、決まらない時の手段として用いられることがあります。
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くじ引き
PTA役員の選出方法で定番にもなりつつあるのが、このくじ引きです。じゃんけん同様恨みっこなしでできる方法なので、どうしても決まらないときにはくじ引き作戦も有効です。くじ引きならどのくじを引いたかは自分の責任になってくるので、誰かを責めることはできません。くじ引きを用意する手間はかかりますが、困ったときはくじ引きをすると決めているPTAもあるでしょう。
ただし、くじ引きについても問題点があります。それがくじ引きを行う当日に欠席している人がいたらどうするかという点です。欠席した人はくじ引きから除外するとなったら、今後集まりに来ない人が増えるでしょう。くじ引きをするのなら欠席した人については現在の役員が代わりに引いておくといった取り決めがなされていると公平にくじ引きで役員を決定することができるでしょう。
くじ引きはどこを引いたらよいか全くわからないので、決まらない時の手段としては最適と言えるでしょう。
選挙スタイルで役員を決める
PTA役員を決める際にこんな選出方法もあります。それが選挙スタイルです。投票用紙が各自に配布され、そこに役員をやってほしい人の名前を記入します。誰の名前が記入されるかわからないので開票するまでドキドキしますが、みなさんが書かれることが多いのがすでに役員として活躍したことのある人や顔の広い人の名前が記入されることが多いので、そうすると同じ人が繰り返し役員をすることになるという事態にもなってしまいます。
バランスよく役員を決めたいときには、この選挙スタイルはおすすめできません。そして選挙で自分の名前が書かれていたとしてもどうしても今役員をするのが難しい場合には、きちんと断る機会も設けられます。辞退の理由をきちんと述べて、周りに理解してもらう必要があります。
また、最近ではこの選挙スタイルでPTA役員を決めることになった場合、誰の名前も記入せずに白紙で提出する人も増えているようです。誰かに押し付けているようで名前を書くことができないという理由から書かずに投票箱に入れる人もいるといいます。人の性格によって選挙も善し悪しがあることがわかるでしょう。
推薦方式
PTA役員は最初は立候補を募って決めていきますが、全ての役がすんなり決まるわけではありません。そんな中、じゃんけんやくじ引き、選挙スタイルなどいくつの選出方法があるわけですが、推薦方式を取る学校もあります。
○○さんはPTA役員に向いていると思う、こんなことをされていたからきっと活躍してくれるだろうなどと他の人に推薦されることもあります。誰かが信頼してくれているのは助かりますが、推薦方式で自分が当事者になった場合には断りにくくなるのが難点です。推薦してもらうのはありがたいけれど、今度断るときに何て説明すればいいのかわからないと頭を悩ませる人もいるようです。
推薦方式はPTA役員の方から直々に言われることもあります。すでに候補に入ってしまっているとぜひなってくださいと言われるばかりなので、役員が決定するまでは覚悟しておかないといけません。推薦方式を取っている学校もあるものの、推薦された側は困ってしまうというトラブルも発生するのです。
なりたい人が多くて逆に役員が決まらない
PTA役員決めの選出方法にはいくつか方法があり、それらをここまで紹介してきましたがその反対に役員になりたい人が多くて逆に決まらないという事態も起こりえます。これは、ママ友同士が固く結びついていることとも関係しています。子供が特定の友達と仲良くするようになると、ママ同士も一緒に過ごす時間が多くなります。
そこで、挙手制にしたときに役に数人が殺到するという場合もあります。たとえばママ2人が一緒に役やろうねと決めていたとします。そんな中、別の人が私もやってみたいですと言った場合、戦いが始まります。仲良しのママ二人で役を受けたいのに、別の人が入ってきたという目で見られるようになり嫌な思いをすることになります。
2人なら役員をやりますとまで言う人もいるようで、ママたちの世界は怖いですね。なりたい人が多くても反対に困ったなという話になってくるのです。選出方法がいろいろとある中でトラブルを起こさずに無事に決められる方法を見つけておかないと、PTA役員が無事に決まるまで大変なことが多々待っていそうです。
くじ引きやじゃんけんが一番怖い
PTA役員はきちんと役が決まるまでひと悶着あるとよく言いますが、選出方法にもいろんな種類があります。立候補や挙手制でまず役員を募ってから、決まらない役についてはくじ引きやじゃんけんをすることもあります。不公平にならないように決める方法としては、くじ引きやじゃんけんは向いていると思いますが当たったときは諸刃の剣でもあります。
また、立候補が妙に多くてすぐに決まらないこともあります。この場合は仲良しのママ友同士で事前に一緒にやろうねなどと話が固まっていることがあります。この人と一緒じゃないとしませんという人も出てくるので、一人ひとりの意見を聞きながら無事に決定するまでは時間も体力もかかるのです。
PTA役員決めは年に一度とはいえ重苦しい雰囲気の中始まるところも多いでしょう。みんなやりたくないという気持ちから、役員はなかなか決まらずに難航することもあります。そこで、どうしても決まらない場合はくじ引きでという流れも多い中、くじ引き以外にも選出方法があることを紹介したいと思います。ちょっと変わった選出方法もあるみたいなので触れてみましょう。