pta会長の会長祝辞ってどんなことを話せばいいの?どのくらいの長さがいいの?事例集など

pta会長の会長祝辞事例集

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会長

PTA会長になると、入学式や卒業式など大きな学校行事で会長祝辞を述べるよう求められます。

 

普段から人前で話をするのに慣れている方ならともかく、そうでない場合は挨拶のたびに緊張してしまいがち。

 

特に子供が幼稚園、小学校くらいだと、親の方も20~30代のことが多いもの。会社勤めをしている人もまだ管理職というわけでもなく、人前で大人としての挨拶をきちっとした経験のある人は少ないかもしれません。

 

しかし聞き手の方は、そんなPTA会長の事情なんておかまいなし。もしおかしな挨拶をすれば、後々までの噂話のタネにされかねません。やはり挨拶はそつなく、無難に済ませるようにしっかり準備しておくべき。

 

そこで以下では、PTA会長が各種行事で述べる会長祝辞の挨拶文の作り方、事例を紹介してみたいと思います。

 

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PTA会長の会長祝辞を考える際のポイント

 

・TPOを考えた挨拶文を考える

PTA会長というと、幼稚園、小中高どの場合であっても地域社会の中で一目置かれる存在。学校行事の場で会長祝辞を述べる場合も、そうした地域の人の期待に相応しい挨拶、振る舞いをすることが求められます。

 

どんな挨拶をするのかを考えるに当たってまず考慮すべきなのは、「TPO」。時間(time)、場所(Place)、場面(Occasion)に相応しい挨拶文を考える必要があるでしょう。

 

時間に関しては季節性、子供達の成長過程などを挨拶文に取り入れることが一つポイントになります。卒業式ならばまだ肌寒い3月の季節、入学式ならば桜が舞い散る4月の季節に触れるのが定石。また創立記念日の挨拶文等の場合は、何周年記念なのかを決して間違えないようにしないといけません。

 

場所に関しては、スピーチをする場所が屋内なのか屋外なのか、あるいは広い体育館なのか会議室のような場所なのかといったこと。もし体育館で行うような大きな行事だと、それなりの長さと形式性の高い会長祝辞を述べる必要があるでしょう。一方、会議室や多目的室のような場で行われる比較的小さな行事での会長祝辞の挨拶は、多少くだけた感じを出してもよいかもしれませんね。

 

そして挨拶文を考えるに当たって最も重要なのが、場面。入学式、卒業式、運動会、学園祭、それぞれの行事の場面を想定し、その行事内容、目的に適した挨拶文を考えないといけません。より行事に適した挨拶文にするために、各行事のプログラムなどを事前に入手し、その内容を踏まえた挨拶をするということもよく行われています。

 

・話すトーンも重要

挨拶をする際のポイントの一つに話すトーンもあります。挨拶文をきちんと考えても、この点を間違えるとせっかく考えた文面も台無しになってしまうでしょう。基本的に入学式・入園式は明るい雰囲気で話す、卒業式・卒園式や創立記念日では厳かな雰囲気で話す、運動会では元気よくはきはきと話す、学園祭では演目を楽しみにしている・期待している雰囲気で話すのが望ましいです。

 

そしてこうしたトーンで話せるようになるには、やはり挨拶文が行事に相応しいトーンで話せるような内容にしないといけません。運動会や入学式の場で聞いていて暗い気持ちにさせる言い回しや表現を多用したり、卒業式の場面なのに冗談めいたことを言って笑いを取ろうとしたりするのは、やはりお門違いと言えます。その行事に相応しいトーンで話せる挨拶文を考えるようにすれば、自然とその行事の目的に沿った挨拶文に近づけることになります。

 

・話す内容をきちんと整理する

いくら話の内容がよくても、内容が整理されていないままダラダラと長く話し続けると、聞いている方も疲れてきます。話す時間は3分。長くても5分が目安。400字詰め原稿用紙で2~3枚ほどにまとめると良いでしょう。

 

挨拶文の構成は、まず形式的な時候の挨拶など話の導入を述べる「序論」、自分の言葉で具体的な内容を述べる「本文」、そして最後の話の締めとしての「締め」の部分。よく「起承転結でまとめる」と言われていますが、会長祝辞の挨拶における「転」は、あっても良いですが、何も必要不可欠というほどのものではありません。大きな行事の場ほど、奇をてらうのではなく無難な挨拶にまとめることが求められます。

 

PTA会長の会長祝辞の事例集~入学式編~

それでは具体的に、PTA会長の会長祝辞の具体例をいくつか挙げていきます。まずは公立中学校の入学式の例を挙げておきましょう。

 

 

会長

桜の花びらが舞い散る春爛漫の季節となりましたが、今日のような晴れの日に本校に入学されましたみなさん、そして保護者の皆様、本日は本当におめでとうございます。またお忙しいなかお越し頂きましたご来賓の皆様にも深く御礼申し上げます。先ほどご紹介いただきました○○と申します。PTAを代表致しまして、ひとこと挨拶をさせて頂きます。

 

この○○中学校は、今年でちょうど創立50周年を迎えます。これまで、政治、経済、科学、文学、芸術それぞれの分野で活躍する幅広い人材を輩出し、皆さんの先輩として社会で大いに活躍されています。これら先輩方は、本校の校風である自由な精神、自主性を重んずる心を学び、それぞれの分野にてその才能を発揮されたわけです。

 

しかし私はみなさんに、本校の校風や伝統を過度に重んじろとは言いたくありません。なぜなら学校生活において最も重要なことは、自分らしさ、自分自身の生きる道を見つけることだからです。そしてそのためには、自分から率先して学ぶという姿勢が必要になります。中学校は小学校とは異なり、卒業後の進路は自分の手で切り開かねばなりません。勉強はもちろんのこと、部活動や生徒会活動などにも積極的に取り組み、人間としての自己を磨く努力を怠らないでください。そうすれば、おのずと自分の道は見えてくるはずです。

 

幸い、この学校には皆さんに的確な助言をし、学校生活をサポートしてくれる素晴らしい先生方が揃っています。その先生方とどう付き合い、そしてどう活用していくかを考えるのも、皆さん自身なのです。先生方に多くを教わろうとする人は、それだけ多くのものが与えられるでしょう。先生方もまた、皆さんに様々なことを教え、伝えることを楽しみにしています。

 

それから保護者の皆様、中学生になると急に子供たちは大人びていきます。しかしだからといって安心せず、学校行事の場、部活動の場、そしてPTA活動の場にどんどん足を運んで頂き、子供達の学校生活を支えて頂ければと存じます。大勢の目で見守ってあげるほど、子供たちは健全に大きく成長していきます。

 

新入生の皆さん方が素晴らしい中学校生活が送れることを期待しまして、わたくしからの挨拶に代えさせて頂きます。本日は、おめでとうございました。

 

 

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挨拶文のポイント

入学式の会長祝辞のポイントをざっと列挙しておきましょう。

①自己紹介を入れる。

その場にいる人への挨拶、時候の挨拶をしつつ、PTA会長としての自分の名前を紹介します。「誰なのか」ということを自分で改めていうことで、親近感を持ってもらえます。

 

②最も伝えるべき相手に向けた言葉を述べる

一通り導入の挨拶を述べると、次は、その学校行事の主役に向けて言葉を投げかけます。入学式であれば新入生、卒業式であれば卒業生、運動会・学園祭であれば生徒全体です。この順序は必ず守りましょう。最初にいきなり先生方に向けたメッセージを出したりすると、何のための祝辞なのか分からなくなります。

 

③先生、保護者関連の話を入れる

主役である生徒に向けた言葉を終えると、その次に先生方や保護者関連のメッセージを入れます。入学式であれば先生方の紹介、卒業式であれば先生方への感謝が相応しいです。保護者の方には、入学式であれば学校生活への積極的な協力、卒業式であれば協力への感謝をしっかりと述べておきましょう。

 

④最後に、結語としてはなむけの言葉を述べる

入学式であれば素晴らしい学校生活が送れること、卒業式であれば今後の進路が素晴らしものになること、などを盛り込んで、最後のまとめの挨拶をします。必ず「おめでとうございます」という言葉を入れましょう。

 

PTA会長の会長祝辞の事例集~創立記念日編~

学校の創立記念日は、5年ごともしくは10年ごとに行われます。端境期の間でPTA会長を務めきれれば良いのですが、そうはいかないことも多いもの。自分の任期年度が創立記念のある年度であれば、当然そのための挨拶をしなければなりません。

 

以下、創立記念日の挨拶文の事例を挙げておきます。

 

 

会長

本日は、〇〇小学校創立100周年記念式典にお招きいただきまして、誠にありがとうございます。PTAを代表致しまして、会長の〇〇からお祝いの挨拶をさせて頂きます。

 

〇〇小学校は〇〇県内でも有数の伝統校であり、近代教育を普及する先駆けとして、県内で最も早くにつくられた小学校の一つです。5年前には、子供たちがより安全に学校生活を送り、より多くのことを学べる場とすべく大規模な建て替えを行い、最新設備を備えた近未来的な校舎へと生まれ変わりました。新校舎では本校の歴史と伝統を長く伝えるために1階に資料展示室が設けられ、展示されている貴重な歴史的史料の数々は、子供達にとって貴重な教材となっています。

 

児童のみなさん、今日は〇〇小学校が100歳の誕生日を迎えたお祝いの日です。建物はすっかり新しいものになっていますが、本校における自由闊達な精神、自主性を重んじる校風は、100年前と全く変わりません。大人になった時、〇〇小学校の卒業生であることに誇らしさを感じることでしょう。

 

〇〇小学校のますますのご発展を祈念致しまして、わたくしの挨拶に代えさせて頂きます。本日は、誠におめでとうございます。

 

 

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挨拶文のポイント

創立○○周年記念式典の挨拶文のポイントを列挙しておきます。

 

①招待してもらったことへのお礼

式典に招待されたことへのお礼、お祝いの言葉を、挨拶の冒頭で述べます。入学式や卒業式のような時候の挨拶は、省くかほどほどの長さでよいでしょう。まずはお礼とお祝いの言葉から始めましょう。

 

②学校の歴史に触れる

創立記念日の挨拶の場合、それまでの学校の歴史や成り立ちに触れるのが定石。他の来賓の方の挨拶文と内容が被る場合もあるかもしれませんが、その場合も慌てずに、用意した原稿を堂々と読み上げましょう。もし被るのが嫌な場合は、自分の独自の目線から学校の歴史を紐解くという形をとっても良いかもしれませんね。

 

③子供たちに向けてメッセージ

式典に参加している子供たちに、この学校で学べることは誇らしいことなのだ、ということを伝えます。

 

礼に始まり、礼に終わる挨拶にしましょう。

 

PTA会長祝辞の基本は「礼に始まり、礼に終わる」という面があります。冒頭の部分で「本日はおめでとうございます」と述べ、最後の締めくくりにもう一度「おめでとうございます」という言葉を入れます。この2回お礼を盛り込むというのは、祝辞における最低限の決まりです。

 

先に挙げた「TPO」に配慮し、話す目的をしっかり認識して挨拶文を考えれば、基本的に大きなミスはしないはず。本番時は、PTA会長として堂々と挨拶しましょう!

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