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広報誌でのPTA役員の挨拶文の例を紹介
PTA役員に任命されたら、自分の口で述べる挨拶と同様広報誌の挨拶においても自己紹介が欠かせません。自己紹介を終えたら自分がPTA役員について思っていること、頑張りたいと思っていることを書きます。そして最後にこれからどんな思いを役員を努めたいかという思いも書くと挨拶が締まって良いです。
この流れを頭の中で覚えておきながら、実際に広報誌に載せるPTA役員の挨拶文を考えてみましょう。ここでは挨拶文の事例をいくつか紹介します。
この度、PTAの〇〇役員をさせていただくことになりました〇年生の〇〇です。昨年度に引き続き今年は別の役員を引き受けることになり、とても緊張しています。役員の皆様や保護者、先生方のご意見を伺いながらこの1年間を頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
PTA役員に任命されたらそれぞれの役員がこのような挨拶文を用意してきます。それを広報誌にまとめるので、できるだけ他の人とかぶらないような自分らしさも出した挨拶文を考えられると読んだ人の記憶に残るでしょう。基本事項を抑えながら個性も出していけると、PTA役員の広報誌としてはばっちりでしょう。
広報誌の挨拶文のつくり方のポイント
PTA役員に新年度に任命されたら、最初の仕事は保護者の前での挨拶です。この挨拶が終わるとひと段落という感じですが、次はPTA広報誌の発行に向けて新任のPTA役員は挨拶文をまた考えておかないといけません。最初の挨拶と全く同じでは具合が悪いので、もう一度練り直す必要があります。1学期の6~7月にPTA広報誌を発行する場合が多いので、それまでに挨拶文は考えておきたいです。
そこで、広報誌での挨拶文のつくり方のポイントをいくつか記したいと思います。
まずは、自己紹介を軽くしてから1年間の抱負や目標を述べたいです。どんなことに力を入れたいかをはっきりさせることでしっかりした人だなと役員を任せてもらえるでしょう。
そして、保護者や先生方、地域の方々にはご理解とご協力もお願いしますという内容を忘れないようにつけましょう。あまり長々と挨拶文を書くと読む側は疲れてしまうので、シンプルな挨拶文にしたいです。
そして、もし自分が用意してきた挨拶文と他の役員の人の挨拶文がかぶってしまったら、お互いで話し合ってより良い挨拶文を完成させていけると良いと思います。基本的なことを述べつつ、だらだらとならないように挨拶文をまとめあげると広報誌の見栄えも良くなります。
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PTA広報誌の挨拶文で避けたいこととは
PTA広報誌に載せる挨拶文ということで気合を入れて考える人もいると思います。PTA役員に任命されて、広報誌で失敗をしないようにするためにも挨拶文を慎重に考えるのは良いことです。そして、挨拶文を考えるにあたって避けたい内容や言葉についても触れておこうと思います。これから初めて挨拶文を考えるという人は、以下に示すようなワードには気をつけて挨拶文を作ってみてください。
時候の挨拶がない
PTA広報誌で挨拶文を書くように頼まれたら話すべきメインの内容となるのは、自分の自己紹介や今後の目標となるでしょう。
しかし、いきなりこのような内容を持ってくるのはいきなり感が大きいので避けたいです。夏であれば夏らしい時候の挨拶を、初夏であれば日差しや自然に触れるのも良いでしょう。時候の挨拶を先につけてから、いざ本題に入ると自然な挨拶文になるかと思います。どんな内容の文面でも季節に関わる文章が最初についているものです。PTA広報誌の挨拶文でも軽く時候の挨拶を述べておくと本題に入りやすいでしょう。
ありきたりな文面ばかりを並べない
役員に就任する際の挨拶文というものには多くが雛形が存在します。大きな失敗をしないようにそれを忠実に守って挨拶文を作成する人もいます。
しかし、丸々雛形の挨拶文を利用すると何の特徴もない、どこかで読んだことのあるような挨拶文になってしまいます。そこで、ありきたりな文面ばかりを並べるのではなく、自己紹介が済んだら自分なりにまとめた文面もつけてみましょう。最近のニュースに触れても良いですし、自分の子どもの時代のことを話しても良いです。
挨拶文でありながらも他の人とは内容がかぶらないようにすると、1つしかない挨拶文が出来上がります。定番の挨拶文を一通り並べたら、次は自分が就任したPTA役員でどんなことに力を入れていきたいか、具体的な学校生活との関わりなども触れてみるとより親近感を持ってみなさんに読んでもらえるでしょう。
上から目線にならないように
PTA広報誌は多くの人の目にとまります。一年に数回の発行なので、しっかり目を通す人もいるでしょう。そこで、極力上から目線にならないように意識することも大切です。PTA役員に就任したからといって、〇〇してもらいます、私はこの役員になったからには〇〇するつもりです、みなさん協力してください!といった強めの口調で挨拶文を考えるのはやめましょう。この人に任せてついていきたいという人が少なくなるだけです。少しでもみなさんの信頼を得るために腰は低めで丁寧な文章を心がけましょう。
PTA広報誌での挨拶は対等な立場で物事を捉え、挨拶文にする必要があります。挨拶文にふさわしくないワードには注意して、自分の言葉でまとめるようにするとオリジナルの挨拶文が出来上がります。そして、上から目線にならないようにみなさんに協力をお願いしますという姿勢で挨拶文を締めくくると良いでしょう。
実際にあったPTAに関する挨拶文の一例
PTA役員に就任した際の挨拶文はいろいろと文面が存在しますが、実際にあった挨拶文を参考にするとより現実味のある内容に仕上がると思います。そこで、ツイッターなどから実際に作られた挨拶文を紹介したいと思います。
本年度、有早田小学校PTA会長に選任されました竹川と申します。平素はPTA活動に理解ご支援をいただいていることを、皆様に厚く御礼申しあげます。前会長の梅山さんは、挨拶運動の強化や地域祭りの開催などを通じて、学校と保護者、そして地域との橋渡しを精力的にこなされてきました。私はそれらを会計という立場から支えてきたわけですが、見るのと実際にやるのとでは大違いで、毎日が戸惑いの連続でございます。
梅山さんの功績を受け継ぎつつ、さらに発展させていくようなPTA活動ができるよう精一杯励むつもりではおりますが、なにぶんはじめてのことばかりで至らない点も多々あろうかと存じます。皆様には、引き続き、ご指導ご鞭撻いただければ幸いでございます。
さて、東日本大震災後、災害時の備えとして、自助・公助のほかに共助、つまり近隣や地域の人同士による助け合いに注目が集まっています。有早田地区においても、大難を小難に変えられるような共助力の基盤をつくろうとの機運が高まってきました。いざというときに地域力を発揮するためには、訓練、知識や技術の備えももちろん大切ですが、何より普段からの互いの温かい交流が不可欠です。
われわれPTAとしても、子どもたちに対して防災教育の場を提供していくとともに、地域の皆様が交流をさらに深められるようなイベントも積極的に行っていくつもりです。
本年も、私やPTA役員は一丸となって、有早田小学校を地域をしっかり盛り立ててまいります。子どもたちのためにどんな小さなことでもかまいません、お気軽に声をかけていただき、ご意見やお知恵を拝借させてください。
皆様のご協力を重ねてお願い申しあげまして、私の就任の挨拶とさせていただきます。一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
PTA会長に「学校を変える!」と意気込んでなった人も、とうとう、なって「しまった(汗)」という人も、広報誌に載せるご挨拶はしっかり書きたいですよね。今回は、就任の思いをしっかり伝える挨拶の例文です♪http://t.co/yBu5o6QM
— スピーチ原稿作成専門 (@document_maker) August 24, 2012
※こちらの挨拶文はしっかりと現実の状況も考えながら作られているのがよくわかります。地震などの災害がいつ襲ってくるかわからない世の中になり、学校では子供の安全を守るために地域のみなさんや先生方、保護者の方の協力が欠かせません。そんな点にも触れてPTA役員の就任挨拶としているのはみなさんの共感も得やすいと言えるでしょう。
【結論】季節に触れ、長すぎない文にする。
PTA役員は広報誌で挨拶文を書くことで、多くの人に知ってもらうことができます。しかし、全部同じような内容の挨拶文では最後まで読んでもらえないかもしれません。そこで、自分なりに伝えたいことをまとめて、自己紹介や目標など基本事項以外にも付け加えてみましょう。これは長すぎてもいけないのでシンプルにまとめるようにしたいです。
今後PTA役員になるかも・・・という人は挨拶文の作成に悩まないように活用してみてください。
PTA役員に任命されたら実際に保護者を前にして挨拶を行うだけでなく、広報誌でも挨拶文を書く必要があります。特にメンバーが変わって動き出したPTA役員については一人ひとりの挨拶も広報誌に掲載することが多いです。そん広報誌でPTA役員に任命された人はどんな挨拶文を作れば良いのか悩んでしまうでしょう。そこで、挨拶文の事例集と文章のつくり方のポイントを押さえていきたいと思います。